きのみちブログ
新年のご挨拶
2024年
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多くの関係者の皆様、お客様、そして私としては社員とその家族の皆さんに支えられ、なんとか事故もなく、なんとか無事に過ごすことができまして心より感謝しております。ありがとうございました。
本年も変わらず大勢の方に支えて頂きながら
がんばっていければと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
私も皆さんのために精一杯頑張りたいと思っています。
さて、2024年の幕開けは
とても大変なことから始まっています。
私たち静岡県に住む人間にとっては身近に思う地震。能登半島を中心に起きた今回の地震で被災された方や大きな被害にあわれた皆様にとっては本当にお気の毒で、今もまだ大変なご苦労と大きな不安の中で生活されていると思うと、言葉が出てきません。
日頃、「性能向上リノベ」を皆様へご提供、ご紹介させていただいている弊社としましては、住宅の耐震化はとても重要なことと認識しております。今回、より一層その重要性を認識した感じです。それでも費用面や工事することへの煩わしさでなかなかそこへ取り組めないと感じる方が実際にいらっしゃいますし、また、その方たちのお気持ちもよくわかりますので重要性を伝えることの難しさを感じているところです。
特に高齢の方には、限られた収入の中でお住まいに対してどこまでの費用をかけなければならないのかという不安があり、工事中の煩わしさも想像のつかず不安に感じたりされますので、どこまでおすすめするのがいいのか考えてしまうこともしばしばあります。
住宅の性能を向上することは、どなたにとっても住まいの安心・安全・健康・快適を追求するうえで欠かせない要素であるのですが、耐震補強工事や断熱の施工のタイミングでの工事現場見学会などを開催してその必要性の重要性を訴えていければと思います。
現在建築中のリノベーションモデルハウスでは耐震性能のない住宅を実際にリノベーションしていく中で耐震性能を高めていきます。
(1月20日、21日に内覧会予定 →詳しくはこちらをクリック)
耐震化の面で静岡県のことを調べてみましたら、さすがです。9割近くの住宅が耐震化されています。耐震化は全国の平均よりもかなり高く平成30年のデータでは89.3%の耐震化が達成されていました。静岡県はまだまだこれを95%に令和7年度末までに目指すといわれていますからまだまだやることはあるのかなと感じます。
啓蒙活動と補助金の政策が効果が出ているのかと思いますが、今年来年と制度が少し変わってくるので気を付けていきたいところです
TOKAI-0(https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/kenchiku/taishinka/1041569/1041773/index.html)
をスタートさせたのは平成13年。平成7年の阪神淡路地震の際、住宅の倒壊による圧死の多さを教訓に静岡県が取り組んだものです。
https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/kenchiku/taishinka/1041569/1041773/1041774.html
補助金などを出して県民に広く住宅の耐震化を進めてきてくれていましたが、やはり高齢者世帯の住宅の耐震化には頭を悩ましていたようです。
令和6年の今年、さらに高齢化も進む中、昭和57年以前の住宅の耐震化も進んできた為、令和7年度末に一度制度を見直すようで、今年にも制度の動きが出ております。
この令和7年度末には耐震化率95%を目指すとのことで、建て替えや補強工事以外にもいろんな制度をかんがえられるようですが、同時に私たちも今よりもっと強い気持ちで「高性能リノベ」「住宅の耐震化」に使命感を持って進めていきたいなと思います。
弊社で取り組む住宅診断なども重要性を増すことと感じています。
耐震性能を長く住宅に持たせるためには、キチンとした木材、キチンとその木材を長持ちさせるための断熱や換気の施工も。シロアリなどへの対策も大切ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=cyeY5GlagqY
(出典:浜松市ホームページ 耐震診断・耐震改修のすすめ『TOUKAI-0総合支援事業』)
(出典:静岡県ホームページ 木造住宅耐震化プロジェクト「TOUKAI-0」)