まちの家守

商いがあり、人がいて、まちが生きる

三立木材は、浜松市の天竜・浜北エリアを中心に、
不動産から注文住宅、リフォームまで一貫して行う工務店です。
地域に根差した地元の会社だからこそ、できることがあります。

三立木材マスコットキャラクターのイラスト

天竜材を使うことが、まちを守る。

まちを守る上で一番大事なことは、その地域に仕事があることです。天竜・浜北エリアには、天竜材に関わる会社、働く人が多く存在します。やまを管理する地主、木を育てやまを守る木こり、木材に加工する製材屋、木を売る人、運ぶ人、天竜材を使って家を建てる建築屋、それら全てが、天竜材が使われることで生活できる人たちです。

商いがあるから人がいる、人がいるからまちが生きます。地元に住む人が、地元で生まれたものを使い、地元で育てていく、この好循環を生むことが、まちを守ることにつながります。だから、わたしたちは100年近く地元にこだわり、ずっと商いをしてきました。

日本3大人工美林から生まれ、世界に認められた天竜材には、その価値が十分にあります。三立木材は、「まちの家守」として、これからも天竜材にこだわり続けます。

地元不動産情報の強みを活かし、
「空き家」「空き土地」の悩みを解消。

わたしたち三立木材の強みのひとつは、土地や中古住宅など地元に眠る不動産情報を数多く持っていることです。100年近く地元で商売を続け、地域の人たちの声に常に耳を傾けてきたので、住まいに関する悩みや困り事が集まってきます。例えば「広い敷地に建つ古い家を処分して、新しい家を建てたい」場合は、余った土地を売却し、そのお金で新築したり、リフォームして資産価値を高めてから売却することもできます。すぐにお金が必要であれば買取、時間が掛かっても良ければ仲介、不動産担当のスタッフがお客さまの状況に合わせた複合的な提案をしています。

最近増えているのが、「首都圏に住んでいて、地元に戻る予定はないが、空き家になった実家を何とかしたい」。社会問題にもなっている「空き家」の相談です。空き家や空き土地がそのまま放置されれば、人が減り、まちはどんどん活気を失っていきます。逆に、その資産を有効活用し、必要とする人たちとつなぐことができれば、人が増え、まちが活性化します。

天竜や浜北には築50年近い建物が増えてきましたが、木造住宅であれば大規模リフォームで再生することが可能です。特に天竜材で建てた家なら、地元になじむ風合いのある家になります。空き家問題を解消し、住みたい人とマッチング、人が変わってもいつまでも住み継がれる家をつくることが、私たちができる、まちを守ることなのです。

アフター訪問で安心サポート
暮らしに寄り添う「住まいメイト」

わたしたちが天竜・浜北エリアを中心に行うリフォーム事業には、お施主様を定期訪問する「住まいメイト」がいます。ちょっとした水回りの修理から間取り変更などのリノベーションまで、ご縁があったお客様に「快適にご利用いただいていますか?」「不具合はありませんか?」とご様子をお伺いして回るアフター訪問です。

2014年にLIXILリフォームショップをはじめ、地域のお客さまとの接点が大幅に増えました。10年近く訪問を続けていると、大人になって家を離れたお子さん、定年退職して家にいる時間が長くなったお父さん、子育てがひと段落し働き始めたお母さんなど、家族の変化が見えてきます。住まい以外の話も多く、それが人と人をつないだり、悩みを解消するきっかけにもなります。

見守る人がいる安心感は、その地域に暮らす人たちの心地よさにもつながります。これからも、地域の人に寄り添う「まちの家守」であり続けたいと思います。