きのみちブログ

「面倒くさい」は敵か?味方か?
面倒くさい
「面倒くさい」の威力って物凄いです。
物凄くないですか?
やるのかやらないのかの基本的な選択に影響するからでしょうね。
日頃、勉強不足の私でも明らかに最近世の中の急激な変化を感じます。
もちろん常に変化はしているはずですが、
アンテナ低めの私が感じるくらいに大きな変化が生まれているのだと感じてしまいます。
皆さんはいかがでしょうか?
・「リスキリング」という言葉に代表されるように今までのスキル・学び・経験が通用しない状況。
・私が一番気になっている少子化と人口減。特に地方は人がいなくなっているのを実感します。
・デフレからインフレへの転換 この物価高はどうなるの?
などなど
「変わらなきゃ。変化についていかなきゃ」
と強く感じる訳です。
だけど変われないのは何故でしょう。
私は「プライド」とか「性格」と思っていましたが、
実は面倒くさいからではないかと思い始めました。
・いまだにペイペイ使ったことない
・マイナンバーカードやらない
・スプレットシート苦手
・取説よまない
など私の抱える問題は間違いなく「面倒くさい」に基づいています。
面倒くさいが働きかけるもの
① 行動の選択
- 「やる/やらない」の判断を促す。
- 面倒だから後回し → 重要度や優先順位を考え直すきっかけ。
② 改善・効率化への動機
- 「この作業、毎回面倒くさい」
→ 時短ツール、仕組み化、外注、AI導入などを検討するきっかけに。
③ 欲望や価値観の可視化
- 本当に欲しいもの・必要なものには「面倒でもやる」
- 逆に、「そこまで大事じゃない」と気づかせてくれるフィルターになる。
④ 人間関係の距離感
- 「あの人に連絡するの、ちょっと面倒」
→ 関係性の本音や、心の距離を映し出す。 - 面倒だから避けるのか、それでも会いたいのかがはっきりする。
⑤ 創造力と工夫
- 「面倒くさい」を乗り越える工夫が新しい発想を生む。
- 新商品や新サービスの多くは「面倒をなくす」ために生まれた。
ん?
でも、②③⑤は結構いい意味合いではないですか。
「面倒くさい」は行動を止めるだけでなく、
- 優先順位の整理
- 工夫や効率化の促進
- 本音や価値観の可視化
といった働きかけをする、人間にとって重要な感情のセンサーだと言えるということですね。
プライドもマイナスイメージかなと思っていましたがそうでもないみたい。
- プライドとは
- 自尊心・誇り・自分の価値を保とうとする心の働き。
◦ 健全なプライド → 自信や挑戦の原動力になる。
◦ 過剰なプライド → 自分の失敗を認められず、成長の妨げになる。
- 認知バイアスとは
- 人間の思考が合理的ではなく、無意識に偏った判断をしてしまう傾向のこと。
- 「自分の見方こそ正しい」と錯覚しやすい。
- よくある例:
- 確証バイアス(自分の意見を裏付ける情報ばかり集める)
- 正常性バイアス(都合の悪い現実を無視する)
- 自己奉仕バイアス(成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい)
- プライドと認知バイアスの関係
- プライドを守りたい心が、認知バイアスを強める
- 失敗を認めるとプライドが傷つく → 「自分は悪くない」と思い込む。
- 立場や肩書きを守りたい → 「自分が正しい」と確証バイアスが働く。
- 逆に、バイアスによる思考の偏りがプライドを過剰に強化することもある。
- 向き合い方
- メタ認知:自分の思考が偏っていないか振り返る。
- フィードバックを受け入れる姿勢:プライドを「守るもの」から「成長に活かすもの」へ。
- チーム視点:自分の正しさよりも成果・信頼関係を優先する。
なるほど
今度はメタ認知を深掘りしてみる必要がありそうです・・・・。
メンドクサクナッテキタ。