きのみちブログ

掃除の本質とは
弊社では17:15ごろから約30分ほど社屋の掃除を行っています。
現在では業務の一環として通常業務時間内の業務として取り組んでおります。
出来たら掃除を通して心構えなどを身に着けていただきたいという気持ちも持ちながら取り組んでいることです。
始まりは前社長が曹洞宗の総本山に行った時にとにかく雑巾がけを一生懸命にやられる姿に感動して自社でも取り組んだと聞いています。
私が入社する前からですので20年以上前からの取り組みです。
と書きますと、「素晴らしい行いを継続して徹底されていて立派だ」
と思われそうですが実際はそうではありません。
業務時間内に取り組むことにしてグッと向上してまいりましたが
それまでは始業時間前に行っていたこともあり、
かなり個人差がありました。
ただホウキをもっておしゃべりしていたり
四角い部屋を丸くはいたり、同じところを雑巾でこすってるだけ。
という感じ。
汚れているところは常に汚れている感じですね・・。
現在は、全員参加でおこなうことにしています。
そうしたところ「誰がどこを行うか?」とか、「当番制にして持ち場を交代しよう」とか。
秩序が生まれたり、知恵や工夫が生まれました。
驚いたのは結構コミュニケーションの場として役立っている感じがしています。
すばらしいことだと思います。
社員の皆様から出る行動力って本当に素晴らしいです。感謝です。
さて
掃除の本質ってなんだろう?
少し掘り下げてみました。
掃除の本質とは
🔹1. 自己を整える行為
掃除を通じて、自分自身の心の状態を映し出すことができます。
散らかった部屋は心の乱れ、整った空間は心の安定を象徴します。
- 気づく力が養われる:汚れや乱れに気づくことで、日常に対する感受性が高まります。
- 継続と忍耐が身につく:地味で単調な作業の中に、習慣化の力があります。
🔹2. 感謝と謙虚さの表れ
掃除をすることで、物や空間、人への感謝の気持ちが生まれます。
- 「使わせてもらってありがとう」
- 「この場所を大切にしたい」
という気持ちが、掃除という行動に現れます。
🔹3. 他者への配慮
掃除された空間は、そこに来る人を気持ちよく迎える準備でもあります。
つまり、掃除は“おもてなし”の第一歩でもあるのです。
🔹4. 無駄を見直すきっかけ
掃除中に不要なものに気づき、捨てることで本当に大切なものが見えてきます。
これは「断捨離」や「シンプルライフ」ともつながる考えです。
🔹5. 「今ここ」に集中する時間
掃除は一種の“瞑想”にもなります。
目の前のことに集中することで、思考がクリアになり、心が静かになります。
「環境を整えることを通して、自分自身と向き合い、感謝と配慮の心を育てること」
ということになるようです。
お掃除とお仕事って似ていますね。
本質が同じなのかもしれません。
仕事って
やらされてやることだったり
やらないといけないのでやったり
やりたくないけどやったり
そんな感じしませんか?
お掃除と似てません?
私の考える掃除の本質って
「キレイにすること」
かなと思います。
私は汚れているところを探してお掃除するタイプです。
キレイにしたいというモチベーションが上がると
夢中でお掃除できますね。
私はモチベーションが重要なので
上がらないときはやらされ感がでそうです・・・。
仕事の本質については、それこそ色々あり、とても奥深いと思うのですが
私の考える本質は
「お客様に喜ばれること」
ですね。
喜ばれるにはどうしたらいいのか
より良い方法を探して追求していくことかなと思います。
これが私のモチベーションの源泉ですね。
お掃除もお仕事も
やらされ感<本質の追求
でいきたいなと思います。
常に永遠ですね。