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椿物語 最終話

最終話 《住まいの外構について》

椿の敷地と同じように、細長い土地に建つ京町家。
京町家の外構というと、部屋と部屋の間に設けた坪庭です。

坪庭は風がすーっと通って夏は涼しく過ごすことができ、
漆喰の壁に光が反射して部屋を明るくします。

このような機能面だけではく、密集した京都の町では、町に暮らしながらも
自然と共存できる大切な要素のひとつです。


(2017年 新築課 天竜建物見学)

日本の庭の構成は自然庭園式であり、西欧の整形庭園式とは異なります。
その違いは自然への捉え方であり、
西欧では文明の力で自然に勝つという感覚が強く
自然を幾何学的な秩序ある形態に加工し、
シンメトリーな美しさで表現します。

日本では自然には勝てないという考えをもち、
季節で移り移りかわる時間的な美しさを
アシンメトリーな構図で表現します。


(2017年 新築課 天竜建物見学)

朽ちていく自然の摂理さえも美しさとして受け入れる自然感が
いわゆる侘び寂びという日本独自の価値観となっています。

日本人は四季の移ろいに敏感で、自然に対して感受性の鋭い国民性が育まれてきました。
春には桜を、夏にはひまわり、秋にはモミジの紅葉、冬はしんとした空気の中、
赤く染まる椿に力強さを感じる。

私たちは自然を眺めながら想像をしたり、
物事を感じ取る豊かな文化や発想を大切にしているのです。

(モデルハウス 椿 アプローチ)

モデルハウス 椿の外構は、入り口には高さに強弱をつけた
植物をあしらい空間に奥行きを与え、大きな鉄平石に重厚感を感じながらも
夏には打ち水をして涼しさを感じることができます。

駐車スペースは砂利のみとし、アプローチの上品は雰囲気を邪魔しません。

奥の庭にはデッキをしつらえ、狭い敷地でも広く感じられます。
また、古くから私たちに馴染みのある景物、つくばいをしつらえると
重厚な日本の庭を演出することができます。

シンボルツリーには姫椿の木を植え、成長していくと2階からも
小さな白い花を愉しむことができ、隣からの視線を遮ってくれます。

(モデルハウス椿の奥庭)

【椿物語とは】

三立木材がつくる注文住宅、天竜そだちの家

天竜そだちの家とは、
どのような住まいづくりなのか、
わたしたちだからこそできる
住まいづくりとは何か、
どのような暮らしを提供したいかを考え、
かたちにすることにしました。

そのコンセプト、住まいづくりへの想いを全4回にわたり
椿が完成するまでの物語として記録していきます。

第1話 住まいのコンセプトについて
第2話 住まいの性能について
第3話 住まいの素材について
最終話 住まいの外構について

天竜そだちの家 
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